今回は講師に有限会社ファルマ/たむら薬局 代表取締役 田村憲胤様をお迎えし、「地域密着薬局におけるブランディング戦略~少子高齢化に伴う社会保障制度の課題と医療提供体制の変化 激戦地区で選ばれるための仕組みづくり~」と題してご講演いただきました。
田村様は東京都練馬区江古田駅周辺にてご両親のもとに育ち、地元のかかりつけ薬局に憧れて薬学部へ進学。薬剤師5年目で事業承継し独立して以来、地域の縁で西武池袋線江古田駅周辺に5店舗の薬局を展開されています。「江古田地域の方々の健康で豊かな暮らしに必要とされるかかりつけ薬局」を経営理念に掲げ、地域住民と積極的に関わりながら薬局を経営されているご経験をもとに、3C分析・AISASモデル・SWOT分析/クロスSWOT分析といったフレームワークと、ドイツにおける薬局視察で得た知見を交えてお話しいただきました。
【セミナーの主なトピック】
■ 経営者としての挫折と学び
事業を進める中で社員が退職し、一人になってしまうという挫折を経験されたお話は、経営の厳しさとそこからの立て直しの重要性を印象づけるものでした。
■ ドイツの薬局視察から見えた薬剤師の役割
ドイツでは薬剤師を中心に据え、処方薬・市販薬がともに提供される仕組みが確立されています。
■ 人材確保とロイヤリティの仕組みづくり
大学生のインターンシップを活用し、いわば「相思相愛」の関係で入社してもらう採用手法は、手堅い人材確保策として学びの多い内容でした。加えて、随所に心憎いシステムを導入することで、お客様・スタッフ双方から真のロイヤリティを獲得している点に、素晴らしい経営の実践を感じました。



